乳がんの発見

患者に話しかける看護師

乳がんは、症状として乳房のしこりがあり、自分で触診で発見することができます。ごく初期の小さなしこりは分かりませんが、1cm近くにの大きさになると、手で触って確認できるようになります。ただし、乳腺症などの良性のしこりもあり、これは、しこりと周囲の組織の境が分かりづらかったり、柔らかく動きやすいという特徴があります。それに対して、乳がんのしこりは硬く、周囲の組織との境界が分かりやすいことが多いのです。また、皮膚の表面がひきつってくぼんだり、赤くはれることもあります。

乳がんの進行は、0から4期のステージであらわされます。0期は、触診で分からないごく小さながんです。1期は、2cm以下のしこりで、わきのリンパ節には転移していないがんです。2期は、わきのリンパ節に転移があるか、しこりの大きさが2〜5cmとなります。3期は局所進行がんで、わき以外の近くのリンパ節にも転移するようになります。4期は、遠くにある遠隔臓器(肺や脳など)に転移している場合です。乳がんは、早期の転移のない段階で発見できれば、ほぼ確実に治癒しますし、がんの中で唯一、自己触診で発見できるがんです。毎月、乳房を円を描くようにして触診し、しこりがないか調べるのが望ましいのです。特に乳がんができやすい上部の外側を重点的に調べると良いでしょう。